組合長あいさつ

令和元年第4回定例会において選任をされ、本年9月8日から第34代組合長として、その名誉ある職に就かせていただきました渡辺正志でございます。
重大な責務を有する組合長として私に課せられた使命は、富士山北面の入会住民が血と汗にまみれながらも往古から守り抜いてきた入会の歴史的経緯を肌で感じるとともに、この尊い財産を後世に継承していくことと理解しております。
明治44年に御料地が山梨県に下賜されたことにより現在の恩賜県有財産となり、今年で御下賜108年となりますが、本組合は、これらの地に有する入会権を堅持し、未来に引き継いでいかなければならないとの本組合組成の原点を忘れることなく取り組むものであります。
また、本組合は、この恩賜県有財産を含む富士山北面入会地の約8100 ヘクタールの保護管理だけでなく、今後の森林整備事業における百年の森づくり計画にも則り、長期的な視野に立って森林の持つ多面的機能が発揮できるよう取り組んでいかなければなりません。このことこそが、入会地を次の世代だけでなく、次の世紀にも繋がっていくものと考えます。
本年5月には平成から令和へと移り変わり、新天皇・新皇后の両陛下が御即位されました。この新たな元号たる令和を迎えて最初の組合長に選任されたわけでありますが、与えられた4年間の任期の中で全力をもってその職務を全うする覚悟であります。
本組合の財産が入会を基盤としていることは言を俟たず、常に入会住民の権利擁護を認識し、議会、入会組合とも十分に連携、協議を行いながら本組合運営に邁進したいと考えております。
 今後とも、本組合の発展と地域進展に向け、誠心誠意努力して参る所存でありますので、入会住民の皆様方の御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。