富士吉田市外ニヶ村恩賜県有財産保護組合
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森林から享受する恩恵を次世代に手渡すために
造林事業全体の約7割について、民生安定助成事業の補助を受けています。
秋から冬にかけて、枝や雑木、根などを集め棚積みし、苗を植える準備をします。
成長に伴い、込み合ってきた植栽林から木々を間引くことで、成長に必要な適度な空間を作り、林床まで陽光が届くようにします。公益的機能を充分に発揮できる健全な森林を育成し、価値の高い木材を生産する、重要な作業です。伐採された木材も、木質バイオマスであるぺレット燃料や木工製品として有効活用しています。
4月から5月には、新しい苗の植え付けをします。周囲の木片や雑草の根を取り払い、一本一本丁寧に植えていきます。
天然木や発育の悪い植栽木を除去し、陽光、通風、水分や養分といった生育条件を整えます。通常、10年目から30年目までの間に4回程度行います。
新植した苗木の周囲から雑草や雑木を取り除き、発育環境を整えることで、水分や栄養分の吸収を促進するとともに、病虫害からも保護します。作業は7月から8月に集中して行い、新植から5年間続けます。